八段の修行
▼レビュアー by こごろー
高山 幸二郎氏が八段の方々との対談をインタビュー形式で書かれた本。この本は雑誌「剣道日本」で連載されたものを一冊にまとめられたものです。
本の内容は八段の先生の方々がこれまでの道程や、八段の試験という難関をいかに突破したかなどが書かれてます。剣道を頑張っている方はこれから目指すべきところが見えてとても参考になるのではないでしょうか。
一冊が約20人の八段の先生との対談なので読み応えがあります。ほんのちょっとした構え方や、掛け声の仕方、気持ちの部分といったほんの繊細なところの考えも書かれていますので、哲学的な内容でもあり、一言一言がとても重く感じられます。
インタビューアーである高山氏の引き出し方がとても上手く、先生方の考えていることがよく現れている本だと思います。
剣道の実践的なことはほとんどありませんが、剣道の考え方や心構えをもっと勉強したい方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
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目次
- 剣道の肚を直心影流法定の型に求める(岩立三郎)
- 教育剣道のあるべき姿を追い求める(佐藤成明)
- 「まいった」の言葉を発して"肚"を識る(甲斐清治)
- 柳生新陰流に剣道の本質を学ぶ(林邦夫)
- ひたすら守・破・離の"守"を目指す(田原弘徳)
- "動中静"、その"静"の肚をつくりたい(井上茂明)
- 先生方の教えを次に伝えたい(矢野博志)
- "八"の力に対し、"二"で和すということ(有馬光男)
- "落露の気"に思うこと(湯村正仁)
- 「ヘソが上を向くように」という教え(角正武)
- 〔ほか〕
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目次
- 山田博徳―打突につながる構えを探りつづける
- 西山清紀―1ミリ、さらに1ミリという気持ちで攻めていく
- 祝要司―自分なりの内面的な姿をしっかりつくりたい
- 小山秀弘―自己を表現する、これは剣道も絵画も同じです
- 島野泰山―左右への回り込みを少しずつ小さくしていきたい
- 藤原崇郎―“いくぞ”ではなく、“来い”の気持ちで攻め入る
- 古川和男―足を継がない一拍子の打ち、この基本が私の“原点”です
- 亀井徹―いま少しずつ、以前求めた剣道に向きつつあるようです
- 平野宣昭―“欲窮千里目更上一層楼”ただ一つこれだけです
- 末野栄二―雑念が生じない強い心を涵養する…大きなテーマです
- 〔ほか〕



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